Windows Server 2025 に、Hyper-V をインストールしてみます。
事前準備
この Windows マシンでは、事前に下記を設定してあります。
- コンピューター名を設定（infra-hv-01）
- ネットワーク設定（IP アドレス、DNS サーバーアドレスなど）
- 仮想マシン&仮想ハードディスク格納用に、D: ドライブを追加（NTFS でフォーマットした SSD）
D: ドライブには、仮想マシン / 仮想ハード ディスクのファイルを保存するためのフォルダを作成してあります。フォルダはまだ空です。
- D:\Hyper-V
Hyper-V 役割のインストール
Windows Server 2025 に Administrator ユーザーでログインして、サーバー マネージャーの「役割と機能の追加」を開きます。
「役割と機能の追加ウィザード」が表示されるので、「次へ」をクリックします。
「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して、「次へ」をクリックします。
インストール対象のサーバー（infra-hv-01）を選択して、「次へ」をクリックします。
サーバーの役割として、「Hyper-V」を選択します。
Hyper-V の管理ツールなどが選択できる画面が表示されるので、「機能の追加」をクリックします。
「Hyper-V」が選択されていることを確認して、「次へ」をクリックします。
「機能の選択」画面では、デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
Hyper-V の設定を入力する画面に進むので、「次へ」をクリックします。
「仮想スイッチの作成」画面が表示されるので、ネットワーク アダプター（イーサネット）を選択して、「次へ」をクリックします。ちなみにこのマシンには、NIC が1ポートだけ搭載されています。
移行（ライブ マイグレーション）の設定は、デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
Hyper-V のファイル保存フォルダを選択します。「参照」をクリックして、下記のように選択します。
- 仮想ハード ディスクのファイルの既定の場所：D:\Hyper-V
- 仮想マシン構成ファイルの既定の場所：D:\Hyper-V
「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」のチェックを ON にして、「インストール」をクリックします。
インストールが完了したら、「閉じる」をクリックします。
（Windows が再起動されなかった場合は、手動で再起動しておきます）
Hyper-V マネージャーの起動
Windows 再起動後に、Administrator ユーザーでログインして、サーバー マネージャーの「ツール」→「Hyper-V マネージャー」を開きます。
Hyper-V マネージャーが起動し、この Windows マシン（INFRA-HV-01）が Hyper-V ホストとして登録されています。
以上。
