青空 Jumping Box(仮)

Windows Server 2025 がリリースされたのでクリスマスまでに検証環境をつくるつもり

Hyper-V で差分仮想ハード ディスクを接続した仮想マシンを作成してみる。

Hyper-V で、差分仮想ハード ディスクを接続した仮想マシンを作成してみます。

 

1. 差分仮想ハード ディスクの作成

差分仮想ハード ディスクは、Sysprep を実行してある親仮想ハード ディスクをもとに、下記のように作成しておきます。

 

2. 仮想マシンの作成(差分仮想ハード ディスクを接続)

Hyper-V マネージャーで、ホストを右クリック →「新規」→「仮想マシン」を開きます。

「仮想マシンの新規作成ウィザード」が起動するので、「開始する前に」で「次へ」をクリックします。

仮想マシンの名前と場所を指定して、「次へ」をクリックします。

  • 名前:vm01
  • 場所:D:\Hyper-V\ ※デフォルトのまま

仮想マシンの世代は、差分仮想ハード ディスクの親仮想ハード ディスクに揃えて「次へ」をクリックします。

  • 第 2 世代

メモリの割り当てを指定して、「次へ」をクリックします。

  • 起動メモリ:4096 MB

「ネットワークの構成」では、仮想スイッチを選択して「次へ」をクリックします。

  • 接続:~ - Virtual Switch

「仮想ハード ディスクの接続」では、差分仮想ハード ディスクを指定して「次へ」をクリックします。

  • 新規ハード ディスクを作成する
    • 場所:D:¥VHDX¥vm01.vhdx

「完了」をクリックします。

 

3. 仮想マシンを構成するファイルの整理

作成した仮想マシンのファイルを、単一のフォルダにまとめておきます。

仮想マシンを右クリック →「移動」を開きます。

移動ウィザードの「開始する前に」が表示されるので、「次へ」をクリックします。

「仮想マシンの記憶域を移動する」を選択して、「次へ」をクリックします。

「仮想マシンのすべてのデータを 1 つの場所に移動する」を選択して、「次へ」をクリックします。

移動先のフォルダを指定して、「次へ」をクリックします。

  • フォルダー:D:\VM\vm01\
    • ここで指定するフォルダは、指定前に作成しておきます。
    • 差分仮想ハード ディスクも移動されますが、親仮想ハード ディスクは移動されません。

「完了」をクリックすると、ファイルが移動されます。

 

4. 仮想マシンの起動

ブート順序を調整してから、仮想マシンを起動します。

仮想マシンを右クリック →「設定」を開きます。

「ファームウェア」→「ブート順」で、ネットワーク アダプタを選択して「下へ移動」をクリックします。

ブート順が下記のように並んだことを確認して、「OK」をクリックします。

  1. ハード ドライブ
  2. ネットワーク アダプタ

仮想マシンをダブル クリックして、コンソールを開きます。

「起動」をクリックします。

Windows Server 2025 が起動し、Sysprep を実行してあるので初期設定の画面が表示されます。

以上。