Windows Server 2025 の仮想マシンで、ネットワーク設定を実施してみます。
1. Windows Server 2025 仮想マシンの作成
Windows Server 2025 をインストールした仮想マシンを用意しておきます。
もしくは、インストール後に Sysprep を実行した状態の仮想マシンを起動して、初回ログインを実施しておきます。
2. コンピュータ名の設定
サーバー マネージャーの「ローカル サーバー」→ コンピューター名のリンクを開きます。
「システムのプロパティ」の「コンピューター名」タブが開くので、「変更」をクリックします。
コンピューター名を入力して、「OK」をクリックします。
- コンピューター名:vm01
確認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。
コンピューター名が設定されたことを確認して、「閉じる」をクリックします。
再起動要求のメッセージが表示されるので、「今すぐ再起動する」をクリックします。
Windows の再起動が完了したら、サーバー マネージャーでもコンピューター名の表示が変更されていることを確認しておきます。
3. ネットワーク設定
サーバー マネージャーの「ローカル サーバー」→「イーサネット ~」のリンクを開きます。
「ネットワーク接続」画面が表示されます。
ネットワーク アダプターのアイコンをクリックして、わかりやすい名前に変更しておきます。
- ネットワーク アダプターの名前:Lab-VLAN-40
※この仮想マシンは、ラボ環境の VLAN 40 に接続するつもりです。
ネットワーク アダプターを右クリック →「プロパティ」を開きます。
「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/OPv4)」を選択して、「プロパティ」をクリックします。
IP アドレスと、DNS サーバーのアドレスを入力して、「OK」をクリックします。
- 次の IP アドレスを使う
- IP アドレス:192.168.40.101
- サブネット マスク:255.255.255.0
- デフォルト ゲートウェイ:192.168.40.1
- 次の DNS サーバーのアドレスを使う
- 優先 DNS サーバー:192.168.1.101
ネットワーク アダプターのプロパティ画面でも、「閉じる」をクリックします。
ネットワーク アドレスが実際に設定されたことを、PowerShell コンソールでの「ipconfig /all」コマンドなどで確認しておきます。
4. ネットワーク アダプターの VLAN ID 設定
この仮想マシンは、VLAN ID 40 のネットワークに接続する想定です。そこで、仮想マシンのネットワーク アダプターで、VLAN ID 40 を設定しておきます。
Hyper-V マネージャーで、仮想マシンを右クリック →「設定」を開きます。
「ネットワーク アダプター」→「VLAN ID」で、下記を設定して「OK」をクリックします。
- 仮想 LAN ID を有効にする:チェック ON
- VLAN ID:40
これで、Hyper-V ホストのネットワーク アダプターと接続された物理ネットワーク機器側で VLAN ID 40 が通過できるように設定してあれば、この仮想マシンもホストの外部と通信が可能になります。
以上。