青空 Jumping Box(仮)

Windows Server 2025 で地味目なラボを作る。

System Center Virtual Machine Manager 2025 をインストールしてみる。

Windows Server 2025 に、System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)2025 をインストールしてみます。

 

今回の内容です。

 

1. Windows Server 2025 の準備

 SCVMM 2025 をインストールする、Windows Server 2025 のマシンを用意しておきます。

今回 SCVMM をインストールする Windows マシンのリソースは下記です。

  • CPU:2
  • メモリ:4GB
  • ディスク:C ドライブ → 90GB

 

Windows のネットワーク設定を実施しておきます。今回の SCVMM 用 Windows マシンのアドレスは下記です。コンピューター名を変更したあとに、Windows を再起動しておきます。

  • IP アドレス:192.168.40.41
  • サブネット マスク:255.255.255.0
  • デフォルト ゲートウェイ:192.168.40.1
  • DNS サーバー:192.168.40.10
  • コンピューター名:lab-scvmm-01

 

IP アドレスとコンピューター名 AD ドメインへ参加しておきます。

  • ドメイン:hv.go-lab.jp(HV)

 

2. Windows Assessment and Deployment Kit (ADK) のインストール

2-1. Windows ADK インストーラーのダウンロード

インストーラーは、下記からダウンロードします。

 

2-2. Windows ADK のインストール

ADK のインストーラーをダブルクリックして起動します。

  • adksetup.exe

 

「次へ」をクリックします。

 

検証環境なので、「Windows キット プライバシー」画面では、分析情報の収集を「次へ」をクリックします。

 

「同意する」をクリックします。

 

インストールする機能はデフォルトのまま、「インストール」をクリックします。

 

下記の画面が表示されたら、「インターネットからダウンロード コンテンツ」を選択した状態で「再試行」をクリックします。

 

処理が開始され、インストーラーがダウンロードされます。

 

そのまま、インストールが進みます。

 

インストールが完了したら「閉じる」をクリックします。

 

3. ADK Windows PE アドオンのインストール

3-1. ADK Windows PE アドオン インストーラーのダウンロード

ADK Windows Preinstallation Environment(Windows PE)アドオンのインストーラーは、下記からダウンロードします。

 

3-2. ADK Windows PE アドオンのインストール

インストーラーをダブルクリックで実行します。

 

「次へ」をクリックします。

 

ADK と同様、「いいえ」を選択して「次へ」をクリックします。

 

「同意する」をクリックします。

 

「インストール」をクリックします。

 

Windows PE が自動的にダウンロードされます。

 

そのまま、インストールが進みます。

 

インストールが完了したら「閉じる」をクリックします。

 

4. SQL Server 2022 & Command-line utilities for SQL Server のインストール

SCVMM のサーバーインストールでは、事前に SQL Server データベースと、Command-line utilities for SQL Server のインストールが必要です。 Command-line utilities は、SQL Server と同時にインストールされます。

 

4-1. SQL Server 2022 インストーラーのダウンロード

SQL Server 2022 評価版のインストーラーは、下記からダウンロードできます。

 

4-2. SQL Server 2022 のインストール

インストーラー(SQL2022-SSEI-Eval.exe)をダブルクリックで実行します。

 

「基本」をクリックします。

 

「同意する」をクリックします。

 

「インストール」をクリックします。

 

インストーラーが自動的にダウンロードされます。

 

そのまま、インストールに進みます。

 

インストールが完了したら、「閉じる」をクリックします。

 

確認画面で「はい」をクリックして閉じます。

 

5. Windows の再起動

ここで、Windows OS を再起動しておきます。

 

6. SCVMM 2025 のインストール

6-1. SCVMM インストーラーのダウンロード

System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)2025 の評価版は、下記からダウンロードできます。

6-2. SCVMM のインストール

SCVMM_2025.zip を展開して、インストーラー(setup.exe)をダブルクリックで実行します。

 

「インストール」をクリックします。

 

「VMM 管理サーバー」を選択して、「次へ」をクリックします。

※「VMM コンソール」のチェック ボックスは、自動的に ON になります。

 

検証環境なので、登録情報とライセンス キーは空欄のまま「次へ」をクリックします。

 

「使用許諾契約書に同意します」のチェックボックスを ON にして、「次へ」をクリックします。

 

「診断と使用状況のデータ」では、そのまま「次へ」をクリックします。

 

Microsoft Update の自動確認は、ひとまず「オフ」にして「次へ」をクリックします。

 

インストール先は、デフォルトのまま「次へ」をクリックします。

 

前提要件の確認では、今回のマシンではメモリ容量が不足していますが、「次へ」をクリックして進みます。

 

「データベースの構成」では、下記を入力して「次へ」をクリックします。

  • サーバー名:LAB-SCVMM-01 ※デフォルトのまま
  • インスタンス名:「MSSQLSERVER」を選択
  • 新しいデータベース:MirtualManagerDB ※デフォルトのまま

 

「サービス アカウントおよび分散キー管理の構成」で、下記を入力して「次へ」をクリックします。

  • Virtual Machine Manager サービス アカウント:ドメイン アカウント
    • ユーザー名およびドメイン:HV\Administrator(ドメイン のAdministrator)
    • パスワード:HV\Administrator のパスワードを入力

 

「ポートの構成」、デフォルトのまま「次へ」をクリックします。

 

「ライブラリの構成」も、デフォルトのまま「次へ」をクリックします。

 

「インストールの概要」で、設定を確認して「インストール」をクリックします。

 

少し待ちます。

 

インストールが完了したら、「閉じる」をクリックします。

 

SCVMM のインストーラーも「閉じる」をクリックして終了しておきます。

 

SCVMM のサーバーに接続してみます。下記のように指定してある状態で「接続」をクリックします。

  • サーバー名:localhost:8100
  • 「現在の Microsoft Windows セッションの ID を使用する」を選択

 

SCVMM のサーバーに接続できました。

 

つづく。